パワークーラント PWC

パワークーラント PWC

耐電食性能スーパーLLC

・冷却液の劣化に伴う腐食(酸化腐食など)から冷却システムを守るだけでなく、電装系部品(ファン・リレーなど)からの迷走電流による電気的な腐食(電食)をも抑制する、次世代スーパーLLCです。

・国産、外車を問わず幅広い車種で長寿命クーラントとしての機能を発揮しますので(4年/8万km)、長期にわたり冷却システムの機能を保ち、オーバーヒートを抑制します。

・電装系の経年劣化などにより冷却系に迷走電流が流れはじめている(漏電など)場合でも、迷走電流に伴う電食などの悪影響を最小限に食い止めます。

1,600円(税別)/1リットル

パワークーラント 電食を防ぐ次世代のスーパークーラント

パワークーラント 国産・輸入問わず幅広く対応可能

パワークーラント PWC 今、交換のチャンスです

ワコーズ パワークーラント 冷却水の交換時期です

パワークーラントとクーラントブースターのすみ分け表

wako's PWC パワークーラントとクーラントブースターのすみ分け表

パワークーラント PWC Q&A

Q1.電食とはどんな現象なのですか?
≪回答≫
冷却系で問題となる電食とは、冷却液を介して離れた金属部品間に電流が流れ、それにより金属の溶出や析出などが生じる現象で、いわば一種の“電気分解”と言えます。
自動車の冷却系では、電動ファンや電装系の迷走電流(微漏電)によるものと、異種金属同士が十分アースされずに起こる電位差によるものに大別できます。

Q2.電食が発生することで、どのような不具合が出ますか?
≪回答≫
1.液の中に溶出した金属イオンが他のイオン(防錆剤成分など)と反応して、水に溶けない化合物として析出したり、金属表面に堆積したりします。これらが 冷却系(特にヒーターコアやラジエーターコアなど)の能力を下げてしまい、ヒーターが効きにくくなったり頻繁にファンモーターが回ったりします。

2.上記の状態がさらに進むと、冷却系の内部、特にヒーターコアやラジエーターコアなどを閉塞させ、オーバーヒートの元凶となります。

3.陽極(+)側で金属が溶出して腐食が発生します。腐食が発生した箇所は集中的に腐食が進行するので、孔が開いて水漏れを起こすことになります。

Q3.電食によるトラブルを防ぐには、どのような方法がありますか?
≪回答≫
1.冷却液を耐電食性に優れるLLC(PWC)に交換します。

2.エンジンやラジエーターなどの車体アースがしっかり取れているか確認し、必要に応じてアースを増強します(電装屋さんなどプロとご相談ください)

3.エンジンやラジエーターなどに装着されている電動パーツの絶縁状態を確認し、漏れ電流が発生しないようにします。

Q4.電食による“白い粉”と、ホース付け根やラジエーター外側の“白い粉”との違いは?
≪回答≫
電食による白い粉は、電気分解によって溶けた金属(主にアルミ)が再度固化したものが主体です。ホース付け根やラジエーター外側の白い粉は、こぼれた(漏 れた)LLCの有効成分(防錆剤や消泡剤)が乾いたものか、アルミの酸化腐食=白さびが主体です。したがって正常なLLCにもかかわらず、冷却水路内部に 発生した白い粉は電食が主体で、空気に触れるところに発生した白い粉は、LLC有効成分が乾いたものか白さびであると考えてください。

Q5.推奨使用濃度を教えてください
≪回答≫
PWCは原液でクーラント濃度60%なので、冷却水の抜けが全容量の6.5割以上である場合、推奨の交換作業(旧LLC排出⇒内部を水道水などで洗浄⇒十 分に水を排出してPWC注入)により、自然と40~50%のLLC濃度となります。
PWCはこの濃度で防錆・防食効果(電食防止性能を含む)が最大となるよう処方しております。ただし、特に強力な防錆・防食、耐電食性能を求めず、一般的 なLLCと同様の性能と交換サイクル(車検ごと交換)で良いのであれば、クーラント濃度25%以上で使用可能です。

≪内部を水道水で洗浄した場合の濃度の目安≫
.耐電食・防錆・防食性能を最大限に発揮させたい場合 …LLC濃度として40%以上(PWC交換率6.5割以上).一般のLLCと同程度:車検ごとに交換する場合 …LLC濃度として25%以上(PWC交換率4割~6.5割)

Q6.全量交換しないと効果はありませんか?
≪回答≫
本品の性能を最大限に発揮するのであれば、内部洗浄⇒全量交換をお勧めします。ただし、交換率が6.5割以下の場合、内部洗浄によりLLC濃度が40%以下になってしまうので、一般のLLCに近い性能になります。
その場合は、元々の冷却水の状態がよい(濁り・汚れ等ない)場合に限りLLC濃度を確保するために部分交換(単なる抜き替え)をお勧めします。
ただし、本来の耐電食性能を発揮するには、2年以内を目安にもう一度部分交換を行ってください。
また、元々の冷却水の状態が悪い場合は、ラジエーターフラッシュ(RF)等により洗浄、水洗した後にPWCの交換作業を2回繰り返してください。

Q7.元々入っている冷却水が混ざってもいいですか?
≪回答≫
JIS規格品やメーカー純正品に限りますが、元々入っている冷却水の状態がよい(濁り・汚れ等ない)場合PWCと混ざっても問題ありません。
また、この場合、LLC濃度が確保されるためPWCの交換率が1/3以上であれば、部分交換(単なる抜き替え)でも元のLLCよりも優れた耐電食性を発揮できます。

Q8.冷却水の抜けがあまり良くないけれど、もっと簡単な入れ替えではダメですか?
≪回答≫
冷却水の抜けが良くない場合は、液交換時の洗浄作業で残った水によりPWCが希釈されてしまうよりも、部分交換でLLC濃度を保った方が、より優れた耐電食性や防錆効果を発揮できます。
Q6.にあるように元々入っている冷却水の状態がよい(濁り・汚れ等ない)ことを条件に、部分交換をお勧めします。
ただし、本来の耐電食性能を発揮するには、2年以内を目安にもう一度部分交換を行ってください。

Q9.他の冷却水とあらかじめ混ぜて使用してもよいですか?
≪回答≫
他の冷却水(JIS規格品および輸入車純正品)との適合性は問題ありませんが、本品の性能が最大限に発揮されませんので積極的に混ぜて使用することは避けてください。

Q10.交換時期は?
≪回答≫
PWCを注入したあとは、4年または8万㎞のどちらか早く迎えたタイミングで交換してください。

Q11.クーラントブースターとの併用はできますか?
≪回答≫
もちろん可能です。
本品を注入後、定期的に添加していただいて結構です。
交換時期に1回添加するごとに2年間交換時期を延長できます。

Q12.他社の冷却液添加剤との併用は可能ですか?
≪回答≫
市場に出回っているすべてのブランドの冷却系添加剤を評価することは事実上不可能で、本品の性能発揮に支障が出る添加剤が存在しないとも限りませんので、他社添加剤との併用は避けてください。

Q13.薄めて使用してもいいですか?
≪回答≫
水道水等で薄めることで、防錆・防食効果(特に耐電食効果)が低下しますので、40%以下にクーラント濃度を薄めて使用する場合は早めの交換(従来型LLCと同様)を推奨します。

Q14.純正のスーパークーラントからPWCに交換することで、メリットはありますか?
≪回答≫
耐電食効果に関して十分メリットがあります。
電食には個体差があり簡単には確認できませんので、予防薬として早めに交換するほどメリットが大きくなります。

Q15.オートバイに使用できますか?
≪回答≫
もちろん使用できます。

Q16.水温の低減効果はありますか?
≪回答≫
本品の冷却効率は一般的なLLCと変わりありません。

Q17.ウォーターポンプの鳴き止め効果はありますか?
≪回答≫
本品の潤滑効果は一般的なLLCと同じです。
したがってウォーターポンプの鳴き止めに関しては、一般的なLLCを交換するのと同じ効果しか期待できません。

Q18.ボディーや部品に液が付着した場合どうすればいいですか?
≪回答≫
一般的なLLCと同様に白く残ることがありますので、付着した場合は速やかに水で洗い流してください。

Q19.既に電食が進行している車両に使用してもよいですか?
≪回答≫
電食の程度や進行速度によりますが、冷却系内部を十分に洗浄した後にPWCを使用することで、これ以上電食が進行することを抑えることができます。
但し、既に電食により薄くなっている部分が復活したりするわけではありませんし、冷却系表面に強固に張り付いた析出物を剥し取るのはラジエーターフラッシュ(RF)等を使用しても困難ですので、注意してください。

Q20. PWCはなぜ青色ですか?
≪回答≫
冷却液の新世代をアピールするためです。
また、赤や緑のLLCが混入すると色相が明瞭に変化しますので、この青色が鮮やかに現れるほど、防錆・防食性能や電食防止性能が良好であることを示すことになります。

Q21.電食?電蝕?どっちが正しいの?
≪回答≫
電気学会や鉄道総合技術研究所(JR総研)など、電気的な腐食を専門に扱う機関では“電食”と表記しますので、弊社も“電食”を使用いたします。